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BEST OF DIVA

by ねじ式/nejishiki

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1.
うっかり紙で切り裂いた指先から にじむ血の流れが僕に 「生きろ」「生きろ」とわめいてる 怠惰な僕を責めてる 情報ばっかメガ盛りの日々に 充血した眼 見開いて 「ジブンサガシ」それも流行り? 過食症な人間関係 夕暮れの色彩に僕を映せば アスファルト 弱虫な影が伸びる デマカセと真実の狭間で流す 紅い血の涙 いっさいがっさい飲み込んで生きろ 綺麗事に逃げても なんも変わんないや 傍観者ぶった日々から怯えながら走りだせ オオカミ気取ったって僕らは 重い想い身にまとうヒツジさ マンガみたいな奇跡は起きない 紅い頬で走りだせ 「等身大で構わない」と言うけれど ちょっとショボすぎる自分だし 背伸びも悪くないんじゃない? もっと無茶してみたい 言うなれば 全てほら まがい物だし 明日さえ 自分さえ 解らないんです 善人と偽善者の狭間で流す 紅い血の涙 一体どうなってんだ?この世界 目まぐるしく流れる情報戦争じゃ キミへの想いさえも 活字の海に消えそう パーセンテージばっか気にしてて 欲しくもないモノ手にしてどうすんの 何て言われたってヒラメキ信じて前に進みたい いっさいがっさい飲み込んで生きろ 綺麗事に逃げても なんも変わんないや 傍観者ぶった日々から怯えながら走りだせ オオカミ気取ったって僕らは 重い想い身にまとうヒツジさ マンガみたいな奇跡は起きない 紅い頬で走りだせ
2.
閉じ込められてた言葉が 胸の中 どしゃぶりの雨を降らせる夜 魔法が解けてしまうならこの痛み 抱きしめて夜を明かしたい 似たもの同士だからこそ解ってた 軌道が外れた二人の未来 重力に惹かれる星の屑のように 塵に還る運命と 静かに密かに重ねた嘘 火がつき燃え出した 優しさが何の理由にもならない事 解ってたのにな ため息色した季節がほら 心に風穴を開けて 良かった事だけ頭巡り 張り裂けそうなんだよ 左脳じゃなく理論じゃなく 身体中に溢れてる 雨音に消えそうな声 「アイタイ」 「ありがとう」を重ねた日々灯しても 一度の「ごめんね」が吹き消した 未熟さの病に冒され彩りを失った 花はもう咲かない こんなに暑いのに手をポケットに しまいこんで歩いたのは いつも繋いでた右手がほら 行く場所が無いから 右脳じゃなく「なんとなく」じゃなく この部屋の片隅で 君の匂いがしだいに消えていく 独りきりの狭い部屋で僕は迷子になっていく 鳴らない電話に「キタイ」「オビエ」 夜が更けていく ため息色した季節がほら 心に風穴を開けて 良かった事だけ頭巡り 張り裂けそうなんだよ 左脳じゃなく理論じゃなく 身体中に溢れてる 雨音に消えそうな声 「アイタイ」
3.
愛想笑いの鎧と 妥協の槍で切り開く リアルはどんな味する? レベル上げても答えは出ない 隠し部屋のダンジョン まばゆい宝石 そんな奇跡は待てど来ない 勇者にもなれず ラスボスにもなれず 中途半端な僕です 伝説の剣 欲しがる毎日  お金もヒマだってないけど 同じようにあがいてる 君のまなざしが 背中を押してくれたんだ 臆病でいいじゃん 弱虫でもいいじゃん 僕らきっといつかたどり着くのさ 肝心なのはきっと ありふれた日々楽しむ 好奇心あふれる「ワクワク」なんでしょ? 既読ついたままの LINE とか やり残した宿題とか 山積みの仕事の日々とか ラリホーに撃たれて眠りたいよ 果てしない海とか 涙出るようなサンセット そんなものに恋焦がれてる 全てを投げ出して 旅立つ勇者でもない 大人のような子供さ 「一億円あったら?」「過去に戻れたら?」 くだらない事話してる おなじみの仲間で笑う ありふれた旅の日記 背中を押してくれるから 臆病でいいじゃん 弱虫でもいいじゃん DQN ぶって全滅する旅より 名もない花や 綺麗な空を探して 好奇心あふれる旅を続けよう 臆病でいいじゃん 弱虫でもいいじゃん 僕らきっといつかたどり着くのさ 肝心なのはきっと ありふれた日々楽しむ 好奇心あふれる「ワクワク」なんでしょ?
4.
5.
甘い言葉に しっぽ振りながら 「今すぐ行くね」って便利な存在 予定が入ったとか仕事が長引くとか  貴方の「絶対」なんて 脆く儚い 視界の片隅に 転がってるピアスが 「二番手は黙っておきな」と睨む 髪型も洋服もメイクも真似て それでもあの子にはなれなくて 首筋に噛みつきたいと願うほど 貴方が遠く霞んだ 鞄の奥底 時々震える 携帯の中は甘い言葉と 浮かれたスタンプが行き交ってるライン メモリーギリまで詰まってるんでしょ 洗面所の隅でピンクの歯ブラシが 「泥棒猫」と罵る 夜じゃなく昼間の貴方の隣を 陽射しを浴びて歩きたいのに 朝にはもう魔法が解けてく運命と 知って堕ちる蟻地獄 いつでも二人は曖昧で 言葉にすれば消えてしまうの せめて夜が空けるまでは 温かな腕の中に居たい 口癖も慣れないヒールも真似て それでも「君のままがいい」とか ふざけないで それでも私は二番手 使い捨てのおもちゃなの 髪型も洋服もメイクも真似て それでもあの子にはなれなくて 首筋に噛みつきたいと願うほど 貴方が遠く霞んだ
6.
澱んだ世界を切り裂くナイフだけ 胸に忍ばせ歩いた怠惰な日々 綺麗な手汚す覚悟ないと 夢のまま終わる未来なんだ 闇を駆け抜けろ 迷い子のような瞳の色  怯えた鈍色の世界から 今旅立つよ 絶望発の希望への旅路 虚無感の海で見上げた朧月 「退屈の空に染まるな」と輝いてる 謎に満ち足りた世界を切り裂いて ワガママに彩る旅路へ 歪んだ視界を欺くスキルだけ 学ばされてるみたいで 吐き気がする 目隠しで渡るタイトロープ コンティニューなんてない未来だ 過去に溺れるな 迷い子のように揺れる鼓動 もう一度深く息を吸い込んで 今旅立つよ 絶望はいつも希望の裏側 喜びの傍で見守る死神さ 銀色の鎌が月夜に輝いてる 胸に秘めた想い刈り取られる前に ワガママに彩る旅路へ 絶望発の希望への旅路 虚無感の海で見上げた朧月 「退屈の空に染まるな」と輝いてる 胸に鳴り響く鐘の音がほら 僕を今明日に導くよ ワガママに彩る旅路へ
7.
怖がって固めた 嘘の城のテラスで 眺めた虹はちょっとくすんだように見えた 古いこの眼鏡のせいじゃねぇ? 僕はふてくされてた だけど理由なんてもんは 僕の中にあった 軟禁されたままのヌルい夢が 「ここから出してよ」とわめいてる 飛び出す勇気も無い僕なら 今日で終わりにすんだ 迷子になったんなら なったぶんの 答えを知って 泣いたら泣いたぶん 尖った痛み 解き放てるんだ 汚れた過去も傷も一緒に連れてこう あるがまま見上げた空  見たことない綺麗な虹がかかる 強がって話した 理想論ばっかの将来 そびえ立つ城壁を破る勇気なんてなくて 白い靴ひもが汚れてくのは 譲れないものたち がむしゃらに守る為に 駆けているからなんでしょ? 落書きだらけのノートはいつか 夢の設計図に変わるはず まだ降らない雨に怯えて 窓越しに観てちゃ 見えない景色もあるよ だから何回でも何十回も びしょ濡れになって 虹の始まりまで走って行くよ 風邪ひきそうになっても 「バカだなぁ」って笑う君に 背中を押されて 何度でも 傷ついても 駆け出していける気がするから 星が綺麗な事も忘れるほど 殻にこもって俯いた日々 振り返ってみたら愛しくも 思えるのはきっと 逃げずに戦った証 迷子になったんなら なったぶんの 答えを知って 泣いたら泣いたぶん 尖った痛み 解き放てるんだ 汚れた過去も傷も一緒に連れてこう あるがまま見上げた空  見たことない綺麗な虹がかかる
8.
まだほんのちょっとだって思うけど 嫉妬ばっかだった過去だけど ずっとずっとずっとキミのこと 好きでした ほらフッとそっとやっぱ思い出すよ もっとやっぱ何かやれたような そんなこんなあれもこれもきっと 気のせいね ほら電話番号だってすぐデリート 「きっともっといい人いる」と 「ちょっと待って」の自分自身を押し殺し 「すぐフッてやった」なんて強がりを 調子こいて言ってるだけのpeople きっと本音そっとこぼれちゃうよ 「アイタイヨ」 嗚呼 世知辛い 恋の呪縛に もう何度だろう縛り縛られ 嗚呼 鳴りもしない 着信通知 待ちわびて今日も寝れず ええ、ちょっとまってえっと今何時? 3時間もこれじゃ眠れないじゃん ずっとベッドインでスマホ持って 白む空 もうギュッとチュッとホッとしてたのは 遠い遠い過去に感じるんだ あんなこんなキミを思い出して 夜が明ける 嗚呼キミとまた手を繋いでた 幸せな日々 それは白昼夢 「嗚呼、現実と夢を取り替えて」 まどろみながら願うよ キミニニタ ヒトガイマ オンナノコトアルイテタ フザケンナ フザケンナ フタリトモシンジャエヨ あああああああああああ!!!! 嗚呼あの日もし引き止めたなら 隣のあの子はあたしのままで 今のあたしがあの子になるの? だとしたらイタすぎるわ 嗚呼 世知辛い 略奪レース ポールポジション奪い奪われ 嗚呼 鳴けもしない 負け犬はただ ご主人様に焦がれる 白状します 今だからこそ 強がってても大好きでした
9.
慣れあいの「イイネ」の中で醒めた顔をしたら 「冷たい人ね」って多分 みんな言うだろうな 優しさを履き違えてる 賛美歌の代わりに 本音を謳った鎮魂歌 胸に突き刺しちゃいたい 媚びたコメントと泣ける話シェアしても 偽善者の仮面から腐った性根見えてます 自己顕示欲ばっか あふれた顔の本達に囲まれ リア充ぶっちゃいます イイネ乞食が彩るタイムライン 降り積もる「イイネ」の中に埋もれた宝物 真実の歓喜の声は虚像に埋もれてる 消えそうな声でささやくキミの「タスケテ」さえ うそ臭いステマの波に飲み込まれちゃいそうさ 四面楚歌みたいに感じちゃう真夜中は 強がりのスキマから涙が零れ落ちそうで 自己啓発本なんて頼んだ覚えもないし欲しくない 知らずに個人情報 抜き取られて丸裸タイムライン ぬるま湯の絆でも甘い言葉欲しくなるけど 褒めて褒められて 泥濘んでる心の水 張り付いたような笑顔で監視されてる泥沼の世界で イイ事ばかり言って 毒も吐けずに染まりゆく鬱模様 偉そうに言って 歯向かう事も出来ずに震えてる 臆病な僕達が 隣観ながら彩るタイムライン
10.
誰もが皆 孤独は嫌いで 繋ぐ手を離したくないさ だけどいつも幸せの鳥は 飛び立ったその時気づく 出会いはそう突然の光 別れにはゆるやかな痛み 笑顔で首絞めるような言葉 穏やかに心に刺さる 君と眺めた空の色は 色を失い墜ちてく 君と歩いた道はもう 独りきりじゃ広すぎて 会いたい もう一度  笑顔咲く季節戻れ 今ならもう言えるよ 君の横が楽園だった 砂のようなモノクロの部屋で 枯れていく心の花びら 水をいつも与えてくれたのは 君だって今更想う 君のような君探したって 居ないなんて解るけど まばゆい笑顔焼きついた あの場所には戻れない   あぁ痛い もう嫌だ  笑顔裂く 季節過ぎて 今でも まだ思うよ 君の横が楽園だった どれくらい泣いたなら  思い出が消える日が来るの? 君のぬくもりはまだ 僕の胸の中 会いたい もう一度  笑顔咲く季節戻れ 今ならもう言えるよ 君の横が楽園だった 会いたい 会えない 会えても 合えない
11.
言えないままの言葉 何度も胸痛めてた 鍵の無い扉閉めて 耳ふさいだ世界に 置き去りにした夢が棘となって両手刺した 遠回りした分だけ 傷みは増えてった 一番星またたく夕暮れの空に 銀色の憧れを問いかけてみる いつしか僕ら信じることさえも 猜疑心の海に投げ捨ちゃったんだろうな 情報戦みたいに溢れだす時の中 透明な僕の夢は見えてますか? 尖った言葉並べて 君の胸を痛めてた 価値の無い自分晒す 事ばかり怯えてた 夕焼けのうろこ雲 途切れた夢のようさ 中途半端なプライドが空を彩ってった 夜が終わる狭間の 朝焼けの空に 銀色の憧れを取り返したくて いつまで僕ら夢見れるのだろう 感情論はいつもあてにならないって言うけど 情報量のライトが照らしだすものは何? いっそ僕の姿照らしてくれ 世界はまわる 星達めぐる 嘘とホントの真ん中で 終着駅はだれも知らずに 旅は続くだろう いつしか僕ら信じることさえも 猜疑心の海に投げ捨ちゃったんだろうな 情報戦みたいに溢れだす時の中 透明な僕の夢は見えてますか?
12.
絡め取ったその指先で形どった秋の調べ まだ揺れている夢うつつ 離してくれぬ木槿の過去 枯らしきった涙の色 透明で美しくて はぐれた両の手を憂う 嫋やかに緩み、騙す顔 夢の時がやがて終わると 金木犀の香りでは 思い出に蓋は出来ずに 帰る場所をなくしたわ 零れ落ちた十三夜の恋 移ろっても恨みましょう 心と体がはぐれて 痛いの 痛いの 返してほしい 名前も知らぬ誰のこと 夜明けまで恨みましょう いたずらにふとはしゃぐ顔 謀るあなたが離れない 重ねあった日の夕立に求めあった理由を探す 泣きじゃくったような撫子と緩やかに顔を出す夜と 虚ろ微かな月明かりが走り去った幸を照らす 行き場のない感情の帳 身が枯れるまで許さないわ 剥がれ落ちた十三夜の恋 呪うように愛しましょう 盲目のまま踊らせて 冷たい 冷たい 宵の空で 隣で笑う今日とともに 罪深く染まりましょう 朝になれば消えてしまう幻 それでも構わない 桔梗が咲き乱れた道でちんとんしゃんと音がして 夢の時が始まれば 帰る場所はいらないわ 零れ落ちた十三夜の恋 移ろっても恨みましょう 心と体がはぐれて 痛いの 痛いの 返してほしい 名前も知らぬ誰のこと 夜明けまで恨みましょう いたずらにふとはしゃぐ顔 謀るあなたが離れない 謀るあなたが恨めしい
13.
眠れない夜を ためいきにそっとかざして こぼれ落ちた言葉 君にまた会いたい 僕らは近くて 遠い存在だと気づいた 欠けてく月のように 離れ離れになる 無くしたおもちゃの事 泣いてばかりいるよな 子供じゃない事もわかってる あぁ このままもう一度 君と過ごせるならば 他に何もいらないよ まるで映画のセリフみたいだな あぁこの気持ち月のように 満ちては欠ける僕らは   まるでお伽話だな 月の裏側 君が笑ってた さよなら愛しい人 君は君のままでいい  美しいメロディーをかなでてよ あぁ あの夜と同じような 綺麗な月の夜だな 差し出してた手のひらを 「寒いね」と握りかえしてた あぁ もう二度と会わないと 心に背く言葉に  知らずに涙溢れた まぶたの裏側 降りしきる雨 あぁ このままもう一度 君と過ごせるならば 他に何もいらないよ まるで映画のセリフみたいだな あぁこの気持ち月のように 満ちては欠ける僕らは まるでお伽話だな 月の裏側 君が笑ってた
14.
陽だまりの中揺れるメロディー 君の奏でるピアノに乗せて 手探りの声合わせ唄った あの日のような青い空 君の綺麗な指が踊る 紡ぎだす音 心染めてた 二度と戻れない秋の日々 あの曲聴くたび思い出すよ   くだらない冗談ばかり言って ちっぽけな事に心病んだ 早口でいつもいい訳して ホントはちょっと優しくなりたい 君のピアノはそんな僕に 優しく響いた いつだって同じような 白と黒の日々 イイコト ワルイコト 軽やかな君のフレーズみたいに 切り抜けていきたいな 白がちょっと多いといいな 巡り巡るピアノデイズ それだけでうまくいくから 別々の道歩く日々に 色褪せていったあのメロディーが 街中でふと流れだして 思わず涙がこぼれた 凹んじゃう日々もちょっとだけ無いと 喜びだって慣れちゃうもんさ 「強がり?」なんてツッコミは無しで 前だけ向いていけたらいいな 君のピアノはそんな僕を 励ましてくれた どこだって同じような 白と黒の勝負  スミを取られて 泣きそうな時もあるけど 切り返してやるのさ 白がちょっと多いといいな 諦めるには早い 奥の手はきっとあるから いつだって同じような 白と黒の日々 イイコト ワルイコト 軽やかな君のフレーズみたいに 切り抜けていきたいな  白がちょっと多いといいな 巡り巡るピアノデイズ それだけでうまくいくから うまくいくから ほら それぞれが描くピアノデイズ
15.
憂鬱や多忙は忘れたフリして バカみたいにはしゃいじゃっていいんじゃない? だってまた来るよ? 次の悲しみも失望も 終わること無く 寄せては返す波のような毎日 言葉選んで悩んでいる間に 「言いたい事ないの?」なんて怒られた ちゃんと考えて話したっていいじゃん せわしない時代だなぁ もう スマホも僕も充電があと5% いつだって僕ら何かに追いたてられたままで 肝心な事も時の砂がほら上書きしてく いつだっけ?君と交わしてた海に行く約束も 「行きたいね」って言ったまんま忘れていくんだ それじゃちょっと寂しいなって思うのさ ぼんやりと未来に悩む帰り道 改札にチャイム鳴って捕まってた なんか夢までも通せんぼされたみたいでさ 悲しくなるな カードも僕もチャージ切れのままです 会いたいな 君と何となくお茶して話すだけで 大体はうまくいく気がするから 笑顔見せてよ 充電が切れた携帯はカバンに放りこんで くだらないこと 二人話して歩きたいんだ いつだって僕ら何かに追いたてられたままで 大切な君も時の砂達に奪われそうさ もう決めた!君と交わしてた海に行く約束は 「いつか」じゃなく「明日」でもなくて「今から」いくのさ 空っぽの予定のまんま今から行くのさ
16.
被害妄想ばかり言って ホントはただのかまってちゃんです 「僕はどっか壊れてる」なんて 言い訳してはいつも逃げてた 仲間内なら強気だけど ひとりぼっちじゃキョロ充なんです 強がって吐いた言葉に 自分自身で首を絞めてる 演じて演じられてる なぁなぁの関係 火の粉がふりかかればすぐ シッポ切り離し逃げるだけ もう全部いっそ投げ出しちゃいな 闇と光 吐き出しちゃいな 善も悪もわかちあえる 場所が絶対あるのさ 全部いっそ逃げ出しちゃいな フェイクばかりのごっこゲーム チートかます絆なんて 願い下げと叫んでやるのさ 張りぼてばかり集めたって 中身はいつもカラッポなんです 「いつかビッグになります」なんて しょぼい犬ほどいつも吠えてる がんじがらめの日々重ねて 死んだ魚の目をしてたって ノルマ仕掛けに甘えてたら ダイヤモンドがゆらり遠のく 削り取られた僕を 取り返す本能 雑草と薔薇で埋め尽くせ ありのままの自分 胸張って そう案外きっと混沌の中に 答えなんてあるんじゃないの? 酸いと甘いの真ん中で あがいてる意味あるから 歓喜ばっかあるわけないし 明けない夜もきっとないし 柄じゃないと笑うよりも もつれた足で走り出せ 手遅れになる前に もう全部いっそ投げ出しちゃいな 闇と光 吐き出しちゃいな 喜怒哀楽わかちあえる ヤツがどっかにいるのさ 全部いっそ逃げ出しちゃいな 勝ち抜いてやれぼっち戦争 チートかます絆なんて 願い下げと叫んでやるのさ
17.
「何マジになってんの?」って言う奴に限って 土壇場で逃げて尻尾まいていくのさ 傷だらけでいいじゃん 噛み付いてやるよ 非難中傷で己慰める豚  そんな風に生きたって 心響かない 揚げ足取るような 唄は歌えない 魂のナイフが錆び付く前に 胸響くメロディーを磨き続けよう 転び慣れてるこの足で たどり着くのさ少しずつ いまはまだ小さな光だとしても ため息に消えないように 歌え きらめく言葉で 僕の唄に染まれ世界 喜び悲しみ彩れば 涙が虹を呼ぶ 紡げ 千の物語 彩る言葉君に届け めまぐるしく変わる世界で 飛べない鳥にならないように 「冗談だよw」っていうその言葉で 傷ついてるのがなんでわかんないのさ 小さなマル描いて群れてる絆じゃ 僕の痛みなど解りゃしないだろ? なれあいに生きたって 心踊らない 隣に寄り添うような 唄は歌えない 魂のダイスを転がしていたい 胸騒ぐ明日だけ夢見続けよう  臆病なのは生まれつきさ 一歩も進めず二歩さがる だけどほら そばに君が居るならば 羽ばたける明日は来る   叫べギラつく言葉で 君の扉叩きたいのさ 優しさだけじゃ壊せない壁 君となら壊せる 紡げ 星の数ほどに 明けない夜などないさ 狂おしいほど愛しい世界 飛べない鳥にならないように いつか解き放たれる日が来る オアシス求め歩いてく 旅人のように 歌え きらめく言葉で 僕の歌に染まれ世界 喜び悲しみ彩れば 涙が虹を呼ぶ 紡げ 千の物語 彩る言葉君に届け めまぐるしく変わる世界で 飛べない鳥にならないように
18.
独り泣いたって 虚無なこの手 満たされないから 現在(今)透かして 切り刻んじゃうの 痛みを照らして 揺れる喧騒と怠惰な日々 ヘッドフォンに押し殺して 割り切れない問題の数がほら ココロを埋めてく 「もうなんだってよくね?」なんて薄ら笑い だけど観たい未来はいつも 手探りのまま 夜空に揺れている 六等星に にじんだ夢のカケラ 重ねてみた 月明かりに消えちゃうような 僕の心 痛みで照らしてゆけ 切り刻む夢たち星空を 独りぶったって 特に何も すること無いから 声殺して 切り刻んじゃうよ 痛みを減らして 濡れる変貌に絶え間ない日々 ヘッドフォンに流れてくる とめどなく膨大なメロディーの洪水がほら ココロを埋めてく 「ああもうなんかかったりぃ」なんて薄ら笑い だけど観たい未来はきっと 向こう側なの 夜空に揺れている 六等星は にじんで紅く揺れる 僕そのもの 月明かりの夜間飛行に 旅立てたら いつかは見えるだろうか 切り刻む夢たち星空を 夜空に揺れている 六等星に にじんだ夢のカケラ 重ねてみた 月明かりに消えちゃうような 僕の心 痛みで照らしてゆけ 切り刻む夢たち星空を
19.
幼稚園の頃に憧れてた 花屋の前を通る道には もうありふれた日々が 薄く足に刺さる砂利のように 歩くことを止めろと囁くよ でも まだ進めるはずなんだ パン屋さんになりたかったあの子 シュートが上手かったあの子もほら 全ての夢が叶ったわけないけど 今の僕みたいにヌルい日々を どうにか変えようとあがいてる みんなそうなんでしょ? そう何度でも描けばいいよ 無限の画用紙に 君だけの色で描けば ありふれた道だって輝くさ もう一度 色めく世界へ 幼稚園の頃に怖がってたヘビのおもちゃはいつの日かほら もうガラクタに見えて クッキーの箱の中しまってた 宝物はいつ頃捨てたのかさえ もう 覚えてないけど 君とはしゃぎまわって観た夕陽   雲がオレンジ色に流れてた  何でも言いたいことなんて言えた あの日の夕焼けにまた会えたら 今の僕を観てどう思うかな? なんて思うけど そう何度でも奏でていこう 無限の五線譜に 君だけのメロディー踊るよ ありふれた歌だって輝くさ そこにはもう 君が満ちてる 戻れない時間が 涙色に染まる でも泣いただけほら 君の両手の 絵の具達がカラフルになるから そう何度でも描けばいいよ 無限の画用紙に 君だけの色で描けば ありふれた道だって輝くさ あの時の宝箱 今もそう君のなかにある

about

自分にとって思い入れのある初期3作品、
「WIND-UP DIVA」、 「Hydrangean Diva」、「nostalgic diva」
から選りすぐりの19曲を収録したベストアルバムを制作しました。
全曲再調声、リミックス、リマスタリングして素晴らしく生まれ変わっています。
秋のボーパラで限定頒布したbuzzGxねじ式の「七草夢物語」も収録!

illustration by 檀上大空:@skyw315

≪収録曲≫

1.ブラッディ グラビティ
2.紫陽花の夜
3.勇者になれない僕ら
4.道化師のパズル
5.ダチュラと林檎
6.タイトロープドリーマー
7.心壁サチュレーション
8.眠れぬ闇のヤンデレラ
9.顔だらけの本
10.アネモネにさよならを
11.吐心感情戦
12.七草夢物語
13.月の裏側
14.ピアノデイズ
15.テトラポッドな彼女
16.大惨事ぼっち戦争
17.絶叫ジャッジメント
18.六等星の夜
19.無限の画用紙

credits

released December 21, 2021

Music&Lyrics : nejishiki

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Nejishiki Aichi Prefecture, Japan

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