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nostalgic diva

by ねじ式/nejishiki

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1.
怖がって固めた 嘘の城のテラスで 眺めた虹はちょっとくすんだように見えた 古いこの眼鏡のせいじゃねぇ? 僕はふてくされてた だけど理由なんてもんは 僕の中にあった 軟禁されたままのヌルい夢が 「ここから出してよ」とわめいてる 飛び出す勇気も無い僕なら 今日で終わりにすんだ 迷子になったんなら なったぶんの 答えを知って 泣いたら泣いたぶん 尖った痛み 解き放てるんだ 汚れた過去も傷も一緒に連れてこう あるがまま見上げた空  見たことない綺麗な虹がかかる 強がって話した 理想論ばっかの将来 そびえ立つ城壁を破る勇気なんてなくて 白い靴ひもが汚れてくのは 譲れないものたち がむしゃらに守る為に 駆けているからなんでしょ? 落書きだらけのノートはいつか 夢の設計図に変わるはず まだ降らない雨に怯えて 窓越しに観てちゃ 見えない景色もあるよ だから何回でも何十回も びしょ濡れになって 虹の始まりまで走って行くよ 風邪ひきそうになっても 「バカだなぁ」って笑う君に 背中を押されて 何度でも 傷ついても 駆け出していける気がするから 星が綺麗な事も忘れるほど 殻にこもって俯いた日々 振り返ってみたら愛しくも 思えるのはきっと 逃げずに戦った証 迷子になったんなら なったぶんの 答えを知って 泣いたら泣いたぶん 尖った痛み 解き放てるんだ 汚れた過去も傷も一緒に連れてこう あるがまま見上げた空  見たことない綺麗な虹がかかる
2.
実は背中に翼があるとか 普通に見えて財閥の子だとか 魔法使える幼なじみも居ない 懲役三年の学生時代 ノートに描いた漫画のヒロインは 同じクラスのあの子によく似てる 漫画の中じゃツンデレな彼女も リアルじゃただのクラスメイト 黒魔術 闇属性 なんでもいいから 来月の席替えは隣にして 真夜中に 不可解な呪文唱え 父親に怒られた 斜に構えたんじゃ 始まんないや 厨二全開のこのキャラだって いつも「なんかだりぃ」なんてカッコつけの 臆病な鎧 脱ぎ去れたなら 近づきたいよ コンティニュー無しのハードモード 手に入れたいのはひとつ キミの隣だけです 冷酷で可愛い生徒会長とか 異次元に通じる秘密の扉とか ドキドキする奇跡も起こらず 妄想ばかり無双になる 妖精や小悪魔や天使に出会えず 二次元と三次元漂う日々 真夜中に思い詰め駈け出したら 自転車にハネられた 月明かりだって届かない この部屋でキミを想ったって あんなこんな妄想なんて全部 僕の 都合のいいハナシ サムい結果待ってると知ってても 声かけなきゃゼロのまんまなんだ 気の利いたことなんてひとつも言えないけれど 現実のキミをもっと感じたい 遮二無二な僕もたまにはいいぜ 玉砕覚悟で突き進もう いつもクールぶったふりして横目で見てた まぶしい横顔に ありったけの勇気ふりしぼり 何気ない会話交わせたのなら 僕の物語にも奇跡が起こせるかな 真っ黒な歴史を白く塗り替えて
3.
降り積もっていく 白が染めた 日々の感性が 行き交う街 日常に汚れた 僕の心塗り替えてゆく 過去も現在も未来さえも 埋め尽くして消えるのなら もう一度だけ雪のような 君に逢いたくて 舞い散る白い花びらは恋の嵐 想い出は 募るほど かき消されて 向日葵のような笑顔 まぶしすぎて 枯らせたのはきっと幼すぎた恋のせい 消えたつもりでも 燻ってる 灰の真ん中で赤く灯る 風に吹かれたら燃え出しそうだ 「キミハドコニイル?」 かじかむこの手温めた 君の温もり 少しづつ忘却の空に還る おぼろげな記憶の片隅に咲いた 君はまるで雪の華 舞い散る白い花びらに隠れて泣いた 今更に気がついた ホントの気持ちに 戻れない 戻らない 白い季節に 枯らせたのはきっと幼すぎた僕のせい
4.
まぶたに浮かんだ季節 流れ出す音楽 言えなかった言葉達がいつしか 星のように僕らを 照らしてるこんな夜は 君を思い出すんだよ いつも何か探していた 腐るほどの時の中 当たり前を身体中に 浴びて迷い続けた 何もかも綺麗で 何もかも未定で このままずっと 続くんだろうって 疑いもせずに はしゃぎあっていた まぶたに浮かんだ季節 流れ出す音楽 言えなかった言葉達がいつしか 星のように僕らを 照らしてるこんな夜は 君を思い出すんだよ 色が褪せた街並みには 君と歩いてた日々が そこらじゅうに溶けてるから 僕は空だけ見てた  手を伸ばしたら 届いたはずの 思い出たちも巣に帰る 立ち止まるほど強くない僕達は 目を閉じていた まぶたに浮かんだ季節 流れ出す音楽 言えなかった言葉達がいつしか 星のように僕らを 照らしてるこんな夜は会いたい 夜空に浮かんだ季節 流れ出した季節 言えなかったサヨナラだっていつしか 花のように僕らを彩ってゆけたらいいと 君に伝えたいんだよ
5.
はらり落ちる花びらと 芽吹く緑が彩る 蒼い風を頬に受けて 幼い頃に二人歩いた 公園までの道のりを 今日はゆっくり歩こう 君の大きな手のひら ぎゅっと何度も握った あの日から時は流れて 今度は僕が手を引くよ 歩く歩幅も合わせるよ 心配しなくていいよ 月日が経って僕ら 会話もしなくなっていたな 残された日々は どれだけなんだろう 行き場のない想い達を 青空に投げて 葉桜が風に揺れている 散りゆく命と芽吹く命 巡りゆく命と思えば きっと永遠の別れじゃないよ 月日が経って僕ら 空の向こうで会えたなら 取り留めない会話交わし笑おう 少し遅くなると思うけど 約束するよ 葉桜が優しく染めてる 季節を僕は忘れないから 巡らない最後の四月を 噛みしめるように君と歩くよ 葉桜が風に揺れている 散りゆく命と芽吹く命 巡りゆく命と思えば きっと永遠の別れじゃないよ
6.
7.
独り泣いたって 虚無なこの手 満たされないから 現在(今)透かして 切り刻んじゃうの 痛みを照らして 揺れる喧騒と怠惰な日々 ヘッドフォンに押し殺して 割り切れない問題の数がほら ココロを埋めてく 「もうなんだってよくね?」なんて薄ら笑い だけど観たい未来はいつも 手探りのまま 夜空に揺れている 六等星に にじんだ夢のカケラ 重ねてみた 月明かりに消えちゃうような 僕の心 痛みで照らしてゆけ 切り刻む夢たち星空を 独りぶったって 特に何も すること無いから 声殺して 切り刻んじゃうよ 痛みを減らして 濡れる変貌に絶え間ない日々 ヘッドフォンに流れてくる とめどなく膨大なメロディーの洪水がほら ココロを埋めてく 「ああもうなんかかったりぃ」なんて薄ら笑い だけど観たい未来はきっと 向こう側なの 夜空に揺れている 六等星は にじんで紅く揺れる 僕そのもの 月明かりの夜間飛行に 旅立てたら いつかは見えるだろうか 切り刻む夢たち星空を 夜空に揺れている 六等星に にじんだ夢のカケラ 重ねてみた 月明かりに消えちゃうような 僕の心 痛みで照らしてゆけ 切り刻む夢たち星空を
8.
まだほんのちょっとだって思うけど 嫉妬ばっかだった過去だけど ずっとずっとずっとキミのこと 好きでした ほらフッとそっとやっぱ思い出すよ もっとやっぱ何かやれたような そんなこんなあれもこれもきっと 気のせいね ほら電話番号だってすぐデリート 「きっともっといい人いる」と 「ちょっと待って」の自分自身を押し殺し 「すぐフッてやった」なんて強がりを 調子こいて言ってるだけのpeople きっと本音そっとこぼれちゃうよ 「アイタイヨ」 嗚呼 世知辛い 恋の呪縛に もう何度だろう縛り縛られ 嗚呼 鳴りもしない 着信通知 待ちわびて今日も寝れず ええ、ちょっとまってえっと今何時? 3時間もこれじゃ眠れないじゃん ずっとベッドインでスマホ持って 白む空 もうギュッとチュッとホッとしてたのは 遠い遠い過去に感じるんだ あんなこんなキミを思い出して 夜が明ける 嗚呼キミとまた手を繋いでた 幸せな日々 それは白昼夢 「嗚呼、現実と夢を取り替えて」 まどろみながら願うよ キミニニタ ヒトガイマ オンナノコトアルイテタ フザケンナ フザケンナ フタリトモシンジャエヨ あああああああああああ!!!! 嗚呼あの日もし引き止めたなら 隣のあの子はあたしのままで 今のあたしがあの子になるの? だとしたらイタすぎるわ 嗚呼 世知辛い 略奪レース ポールポジション奪い奪われ 嗚呼 鳴けもしない 負け犬はただ ご主人様に焦がれる 白状します 今だからこそ 強がってても大好きでした
9.
ZERO BLADE 03:38
感性の標準を 俗気に合わしたって 僕の感情が 鳴り響かなきゃ 塵となるこの身と身体 有名に媚びたって 空虚な自分のまんまで 「もっと愛して」「もっとこっちみて」 甘い自分 見て見ぬふり 蒼穹な価値観を ヘドロの海に投げ捨てて 矛盾に淀んだ眼から 何が見えるのさ? 花が咲いて 華に散って 憧れ重ねた轍が 嘘にまみれて 錆び付く前に 心を研ぎ澄ませ 高鳴る衝動 忘却すんな 裏切り慣れるその前に 見えない刃突きつけ 心の静寂に今誓うよ 信号機の点滅が 鼓動の速度上げて 折られた翼 鈍く痛んでんだ 忘れられるはずが無いよ 真実もマヤカシも メビウスの輪の中に 融けては消えゆく時代なら 全てを切り裂け 花もきっと刹那知って それでも咲こうとするから その場しのぎの甘い媚薬は 遅延の死の運命 ピンと来ない場所にずっと  立ちすくむほどヒマじゃない 見えない刃突きつけ 命のやりとり続けるから 枯れた花束拾い集めて 過ぎた時をただ嘆くよりも 何度も枯れては 何度も咲けばいい 永遠を描くほどゼロが輝き出すよ 安直な喜びや神頼みの夢なんて 薄っぺらな僕が透けて 虚しくなるだけ 花が咲いて 華に散って 憧れ重ねた轍が 嘘にまみれて 錆び付く前に 心を研ぎ澄ませ 高鳴る衝動 忘却すんな 裏切り慣れるその前に 見えない刃突きつけ 心の静寂に今誓うよ
10.
11.
キミがヘッドフォンで聴いてる曲の名前 それがいつも僕は知りたかったんだ 何度声をかけようとしていても ノドがカラカラになってしまう キミのtweet遡り見つけた あんまり有名じゃないバンド 我ながらキモい行動 だけどガマンできなかった キミの観てる世界に触れたくて 巡るアルペジオ 踊る旋律を 口づさめば キミに近づいた気がしたよ キックとスネアの 絡み合うリズムに 背中を押されて 僕はキミに声かけた 偶然みたいなフリして 話しかけた 少し驚いた顔して顔を上げた 「2枚目のアルバムだってなかなかいいよ」 少し怒ったような声してキミは言った 帰り道の「一緒に帰らね?」に 飲んでたコーラ噴き出しそうで お互いのプレイリスト見せ合ったり聴かせ合って 夕暮れの紅がそっと時間染めた 巡るアルペジオ 踊る旋律が ふたつの世界ほら 近づけて重ねたよ 孤独なモノクロ カラフルに色づく 時が止まればと願ってた まばゆい日々 時が過ぎさって 大人になっても あのフレーズだけで キミ思い出すよ 放課後の教室で 分け合ったメロディーが 今の僕作ってるよ いつかまた会えたら二人歌えるかな? 下手くそなハミングで 巡るアルペジオ 踊る旋律を 口づさめば キミに近づいた気がしたよ キックとスネアの 絡み合うリズムに 背中を押されて それぞれの道をゆく さよならアルペジオ 踊る旋律が 臆病だった僕を 少しだけ変えたんだ 孤独なモノクロ カラフルに色づいた ありふれた奇跡が溢れてた まばゆい日々 忘れない まばゆい日々
12.
抱いてきた疑問符を パイ生地みたいに重ねてさ 美味しそうに焼き上がれば それを夢と呼ぼう 刻んでいる玉ねぎで 涙が溢れる日もあるさ アメ色になるまで炒めて それも夢と呼ぼう 人気シェフのレシピ そればっか 求めても 足りない材料ばっかだよ 僕と君が美味しいって言えば それでいいのさ ありふれたって 不器用だって 見よう見まねのママゴトで イビツに切って たまに焦がして だけど二人で笑えたら 味見し合って文句も言って それでも君と食べるなら いつだって「最高だ」って言うさ スパイス効きすぎた キミとの料理 温めてた憧れを オーブンの中に置きすぎて 黒焦げになって凹んでも メゲず次を焼こう ショーケース越しに眺めてちゃ 気づけない価値が山ほどあるから ヨレたカタチ 愛嬌って事で 大目に見てよ  無添加だって シュガーレスだって 色んなもんを避けてても 過積載の ストレスばっか抱え 生きてちゃ同じでしょ? 満ちて欠けて 咲いて枯れて 不条理さにも削られて それもまた最高だって言うさ キミと過ごすだけでスペシャルだから 冷蔵庫の中の余りもの使う料理でも キミの笑顔を思い浮かべながら作るなら 五つ星だってそう信じてるよ ありふれたって 不器用だって 見よう見まねのママゴトで イビツに切って たまに焦がして だけど二人で笑えたら 味見し合って文句も言って それでも君と食べるなら いつだって「最高だ」って言うさ スパイス効きすぎた キミとの料理 最低で最高なキミとの料理
13.
時間制限ばっかの問題 解いて過ぎる日々 平凡なくせして 困難ばっか積み上がってく 臆病さと大胆をいつだって天秤にかけて 同じ痛み抱いた仲間をいつも待っていた 聴き飽きた歌がいつもと違って聴こえた それが多分合図だ きっとまだ間に合うはずさ 傷つけあうたび 裏切られるたび 終わりにしたいなんて 願ったりするけど 吐き気がするほど 美しい世界で 大事なモンなんてたった一つあればいいよ 夜明け色の靴を探して 彷徨った道を 「ちぐはぐな道だ」なんて言ってたまには笑おう 今はもう逢えない人とか 零れ落ちた夢 拾い集めらないのは今を生きてるから 優しい言葉の雨が 心に染みこんで 小さな芽が出たら きっとそれが君の花 枯れ果てそうになって 踏みつけられちゃって 咲き誇れるほど 世界は甘くないけど 「キレイ」と「キタナイ」の狭間でそっと咲く それぐらいでいいさ きっとそれさえハードモード 挫けそうになったら君を呼ぶよ 「しかたねぇな」なんてそばで笑ってるだけで また歩いていけるから 傷ついた日々の かさぶた剥がして 薄く血がにじむのは誰でもそうだろ? 掃き溜めみたいな 美しい世界で 大事なモンなんてたった一つあればいいよ
14.
いつだって僕らは 掛け違えたボタンみたいな 現実と理想がずれた日々を歩いてくのさ ほこりかぶってる夢のアーカイブ 拡張子さえ付いてない ファイル名は何ですか?圧縮されちゃってますか? 君に会えたらなんて言うだろう こじれた風邪みたいな微熱で 解凍して名をつけた 色足らずな絵の具で描くのは 捨てたはずの 憧れたちさ 迷い続け あがき続け 胸に咲くときめきに鍵をかけ 忘れたふりしてたけど 壊れかけでも バグだらけでも 文字化けの海からもう一度見つけ出すよ 耳塞ぐヘッドフォン 重いブーツの足どり 感情が行き交う街を 君も歩いていますか?うつむいちゃってませんか? いつかもう一度会えたらいいな 勘違いや すれ違いで きらめいた絆とか 思い出が 両手すり抜けてくけど いつかもう一度めぐりあえるよ 雑踏の中でも見つけ出そう 迷い続け あがき続け 胸に咲くときめきに鍵をかけ 忘れたふりしてたけど 壊れかけでも バグだらけでも 文字化けの海からもう一度見つけ出すよ もう一度見つけ出すよ

about

THE VOC@LOiD M@STER32にてリリースされた3rdalbum。

(2015.7.12発売)イラストはKor氏が担当。

2ndアルバム発売以降に投稿された楽曲の中からの選りすぐりに

新曲を加えた全14曲を収録。

初投稿曲『六等星の夜』のささら版、『ZERO BLADE』のONE版、

ナナホシ管弦楽団氏 の楽曲、『さよならレシェノルティア』のIAカバーも収録。

credits

released December 7, 2015

Music&Lyrics/ねじ式

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Nejishiki Aichi Prefecture, Japan

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