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Sad Dancer

by ねじ式/nejishiki

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1.
虹を観ていた季節も 永遠じゃないと僕を刻む 滲んだ情景に 失ったもんばっかり綺麗に 見えるのはちょっとまだ早い気がしてた 排気ガスの鉛空に 溶け出した絶望 払いのけて 走ってくんだ 苦笑いと微笑みの  真ん中の道をバランス取りながら 枯れてしまいそうな願いには 涙の雨降らせよう 廃墟に潜む答えを さぁ 探して 欠乏も絶望も纏い唄えば よじれた傷跡 月夜が照らす 迷走も失望も 枯らした声で 何度でも叫んでいこう 冷え切った体温の理由は 消えない思いを 殺してたから 解ってたんだろ? ペンキで塗り潰せるほど 簡単じゃないな 世の中のカ ラクリは 枯れてしまいそうな才の芽に 涙の雨降らせよう 廃墟に潜む真実 さぁ 探して 血反吐吐いたって 削れど 足掻けど 癒えぬ痛みを 夜通し紡いで 鳴らす旋律 奇跡に溢れた平凡な日々を 何度でも書き殴ろう 熱情を持て余して生きてたよ 醒めたふりの仮面をつけたまま 子供じみた夢でも構わない 今こそ叶えていこう 欠乏も絶望も纏い唄えば よじれた傷跡 月夜が照らす 迷走も失望も 枯らした声で 何度でも叫んでいこう フリシキル ヤマナイ アメノナカ フリソソゲ ヤマナイ サイノウヨ
2.
清貧な感情 委ねたって 叶わない夢もあるって解った  混沌を正当化したくなって 夜ごと疼いた牙を研いでる 最高と最低のグラデーション 不確かな境界の僕らは 搾取と握手の真ん中で 冷ややかな戦争繰り返してる I found it そして I lost it いつも曖昧にしてた final answer もう一度ここで探したいと願う午前零時 ほら土砂降りのたましいが すべて賭けろと騒いでる 賽は投げられた 踊りだすダイス この運命(さだめ)見届けてみたい 飛び込んだリスクの狭間に 観たい 期待した未来の存在 飼いならせ 巣食う孤独感 空仰ぎ 救う恐怖感 背をむけちゃ始まらん、あかん 迂回したい未来などツマンナイ いつだって存在は「少年A」 少し劣ってる凡人なんです 「憂い」は売れぃとせかす世界 喜びと笑顔のバーゲンセール I hate it いつも broke my heart 自画自賛ばっかしてもどうなんだ?って 問いかける前に 駆けあがれ自己の螺旋階段 才は投げ出したい ほどに何も無い この運命(さだめ) 受け止めりゃ痛い 飛び込んで初めて気づいた 観たい 期待した未来の存在 喰いちぎれ 足枷の鎖 悔い改めることはないぜ 背伸びして 過ちの森を 迂回しないまま走りだして ほら土砂降りのたましいが 僕はここだと泣いている 賽は投げられた 踊りだすダイス この運命(さだめ)見届けてみたい 飛び込んだリスクの狭間に 観たい 期待した未来の存在 飼いならせ 巣食う孤独感 仰ぐ空 救う恐怖感 背をむけちゃ始まらん、あかん 迂回したい世界などツマンナイ 腐乱死体みたいになる前に
3.
苦笑いで済ませようとした 器用なふりだって覚えた 巻き付くような日々の中 枯れ始めた心に 角砂糖みたいな喜びを 海のように分かち合っていた あの日のような空の色 雲流れる速さだけが 胸に風穴を空けていくよ ありふれてた景色も今はきっと見えないけど 時の砂漠流れる砂 身体に浴びて歩き出すよ また会えると信じてる この道の向こう 星が今日も瞬き揺れる 喉震わせ心も揺れる 迷子になりそうな路地裏 黒い猫が泣いている 雨と晴れの隙間の街で 永遠だと信じ合っていた あの日のような空の色   雲流れる速さだけが 胸に風穴を空けていくよ 時重ねた記憶もいつかきっと色褪せてく 砂時計を逆さにして 取り戻したいと願うから また会えると信じてる この道の向こう 雲流れる速さだけが 胸に風穴を空けていくよ ありふれてた景色も今はきっと見えないけど 時の砂漠流れる砂 身体に浴びて歩き出すよ また会えると信じてる この道の向こう
4.
昨日夢が舞い散る 交差点の片隅で 君の幻を見つけて 思わず息を呑む もしもわたしの事に気づいてしまったとしても 知らんぷりで構わないから そっとしておいて 答え合わせ出来ない気持ちに溺れてる 未来のない恋だったって解ってたとしても ぼんやり君を眺めてた 光をまとう季節 青く揺れてた感情は もう思い出せないけど 抱きあうほどにすり抜けた 巻き戻せない季節 信号待ちの人の群れ まだ君が居るようで 携帯から消せない 君と交わした言葉たち 優しすぎて むしろ残酷で ココロを闇に塗る 綺麗すぎた思い出が 硝子細工のように 溢れた街 歩くほど 足に突き刺さる 血が滲む心で 何も言えずに笑っては 臆病さを隠した 君の隣に居れたなら それだけで良かったんだ 小さな虹の綺麗さは 笑顔と涙の模様 透明な仮面に蝕まれ 色を失くしたのでしょう アスファルトの水たまりに 映るキミの姿を 今でも飛び越えられずに ここで佇んでるよ 追いかけるほど遠のいた 重ねた季節の中 立体交差のすれ違い モノクロに染まってく 硝子細工の少女
5.
二年前にサヨナラ告げたはずの 唇がキスをねだる夜 無神経な男は嫌い だけど喜ぶアタシも嫌い 冬の匂いをわかちあって(じゃれあって) 心に手錠かけて(かけられて) 華奢なくせに大きな手で 透明なアタシを彩った 中央線に乗って毎晩 君の住む街へ急いだ 破滅的で甘すぎたの 今宵のキスのように oh,baby chu chu chu lululu yeah yeah yeah 短い嘘の螺旋 繋げたら 甘美 手繰り寄せる糸になる 空白の季節はどんな色? 修正ペンで消したい過去? 今じゃ赤の他人みたいな二人でも 親でも知らない秘密 知ってるの アンナコトやコンナコト 左腕の傷が懐かしい 中毒性纏った香り あの日つけてたコロンと一緒 破滅願望のアタシを 今も強く縛る 東西線に乗った終電 やり直す未来を妄想  それも今じゃ笑い話 可笑しすぎて泣いた 二十四時 けだるいワンルーム 凍てつく部屋 メイク落とした顔は涙化粧 平行線になった列車 もう二度と交わらないよ 執着列車、すれ違い あのね じゃあね またね 中央線に乗って毎晩 君の住む街へ急いだ 破滅的で甘すぎたの 今宵のキスのように oh,baby chu chu chu-lu-lu
6.
眠れないほどに 熱を帯びてくこの身体が 「まだやれるさ」と叫ぶ午前二時に 紡ぐこのメロディーが願ってるんだよ 「イマトドケ」 眼を開いて 魂の場所を 追い求めた 鏡の中疑うなよ 僕ら悩める惑星に生きてる 羽根がないのに飛びたいと願う 夢追いの果て ほら消えかけてた 灯りが部屋をまた照らした 「まだやれるか?」と僕に問いかけてる そっと砂時計を逆さまにして息を飲んだ きっとこれが最後だって解ってるから 揺れるこの魂を削ってるんだよ 「キミニトドケ」 手をかざして 探す答は  どこでもないさ 鏡の中の自分なんだよ 僕ら悩める惑星に生きてる 空に恋して追い求めるいつだって 夢追いの果て さあ飛び込もう 喧騒の中へ 傷だらけの 両手はほら飾りじゃない 君も悩んだ分だけ飛べるさ 羽根がないなら僕が羽根になろう 眼を開いて 魂の場所を 追い求めた 鏡の中疑うなよ 僕ら悩める惑星に生きてる 羽根がないのに飛びたいと願う 夢追いの果て
7.
8.
終わらない恵みを祈って 集い踊る謝肉祭の中で 独り喧騒を離れて 星を眺めて寝転んでた 明るい振りしてるけど 泣きたい夜もあるからさ だけど めまぐるしい日々の中 笑ったふりして泣いているよ 実らない悲しみの日々に 今夜別れ告げると決めた 勇気をくれた君と 涙交じりで手をつなごう もう一度笑ってよ 雨のち晴れの空に抱かれ 何もかも忘れて踊りましょう 跳ねあがる水しぶき 僕の心洗い流すから 止まない雨なんてないと 教えてくれた君との毎日 きっと忘れないよ 青い空と走る雲の ラストダンス 色とりどりの仮面を 付けて踊る人達の中で  孤独を飼いならして 誰もが生きてるって気づいたんだ 夢描く言葉はいつでも あやふやで とりとめもないけど 根拠ない自信持って 今夜遅くに旅立つよ それまでは笑ってよ 雨のち晴れの空に抱かれ 誰もみな子供に戻るフェスタ 祭りの終わりの寂しさなら 君だけじゃないから 明日からはみんなきっと それぞれの日々に帰るフェスタ だから胸一杯 今この時感じたい 雨のち晴れの空に抱かれ 何もかも忘れて踊りましょう 跳ねあがる水しぶき 僕の心洗い流すから 止まない雨なんてないと 教えてくれた君との毎日きっと忘れないよ 青い空と走る雲のラストダンス
9.
昨日までの雨なんて嘘みたいな 悲しいほど晴れた蒼い空に 昨日までの日々なんて嘘みたいに すべて捨てて 歩いていくんだ 思い出まとう夜明けの街 別れは告げず出てゆくから 僕らは永遠を願った 穏やかな日差しに 染められた季節が 今終わってく 見慣れたありふれた景色が光を放つから 僕らはまぶしくて目を閉じてた 街路樹揺れる並木道を かみ締めるように一人歩くよ 吐き捨てるように言った「ダイキライ」も キミなら「荒れてんねぇ」って笑うだろうな ズレてく歩幅に気づかないフリして 記念日の無い明日をゆくよ 不自由ないのが不自由だと 皮肉みたいな夢描いた 僕らは希望の数だけ 哀しみも背負って 手に入れたものさえ 手放すから いつでも宝石に焦がれて 石ころ蹴飛ばして 道端の光を見失ってく それでもやっぱ行くよ また会えるかな? キミと歩いてた道を一人で 僕らは永遠に焦がれて 平凡を憎んだ 温かい季節が 今終わってく 羽ばたく羽根さえもない僕ら 陽だまりに寄り添って 未来がまぶしくて目を閉じてた 街路樹揺れる並木道を かみ締めるように一人歩くよ
10.
夜中に咲いた くちづけの色 絡みあう指は解けぬ 蜘蛛の糸 香るコロンと煙草の匂いは 甘くほろ苦い罪の味 「会いたくなった」だけのLINE 無邪気で残酷すぎる 一晩だけの命でも 貴方の隣で咲いてたいの イイコじゃいられない  コドモのままじゃない 愛の罠にかけられて 放置プレイに疼くカラダが もう一度満たしてと ナミダ流す 月夜に咲いた 許されぬ恋 もがくほどに締めつけてく 蜘蛛の糸 墜ちてく嘘と 濡れた毒針  永遠のような刹那色 「会えなくなった」だけのLINE 冷たく画面に光る あの夜の指先をまだ 恋しく焦がれて鳴いてしまうの アソビじゃいられない オトナのフリも辛い 哀の華に染められて 通知サインを待ちわびる日々 もう一度会いたいと ナミダ流す  闇夜に裂いた 叶わぬ想い 抱きしめられるほど狂う 蜘蛛の糸 「もう会わないと」強がるほどに 強く惹かれてく蜜の味 イイコじゃいられない コドモのままじゃない 愛の罠にかけられて 放置プレイに疼くカラダが もう一度満たしてと ナミダ流す 月夜に咲いた 許されぬ恋 もがくほどに締めつけてく 蜘蛛の糸 墜ちてく嘘と 濡れた毒針  永遠のような刹那色 一晩だけ咲く刹那花
11.
12.
ひとつ、またひとつ 心が崩れる音がする ひとつ、またひとつ 笑えなくなっていく 歩んできた道に 零れ落ちた心を 置き去りにして 僕は色を失っていく このまま目が覚めなければいい 毎日祈るように眠って それでも朝をむかえる まぶしい光に包まれて泣くのは 何回目だろう ひとつ、またひとつ 小さな傷が重なってく ひとつ、またひとつ 生きるのが嫌になる 希望を失って 夢を見れなくなって 愛せなくなって 僕は僕を失っていく 生き方も分からないこんな世界で   弱者晒して死ぬな、生きろって  尊い命の証を 流れた涙が汚れた欲望を 潤していく ひとつ、またひとつ 感触も感じる心も ひとつ、またひとつ 喋ることも見ることも 全て、失って  憎悪にまみれた世界に染まる  冗談じゃないわ!! 泣いて泣いて絶望にくれた日々も 無駄じゃなくてその記憶が 失った僕をつなぎ合わせる 生きてきた証は誰のものでもない 誰にも渡さない 捨てた希望も夢もすべて抱えて 今、この足で 踏み出すんだ。
13.
14.
子供じみた夢の下書きに 今の僕が色を重ねる 思い通りの色ばかりじゃない日々 愛おしくも感じてるのさ 賞味期限切れた夢をまだ 食べたくてさ 温めてるよ 鍋の底で焦げ付いた「現在」(いま)が 手遅れだと嘲笑うけど 苦しいけど苦しくはない 楽しいけど楽しくはない 大好きでも 大嫌いです そんなものひとつ 持てたなら 彩れ 色、どれ? 迷う日々も 見え透いた嘘しか見えない日々も ああしたい。ああ、死体になる日まで 僕は馬鹿な夢を見続けよう 辻褄なら 昔から合わない 生き方ばかり選んでるけど 夜空の星や 綺麗な夕焼けに 救われては 未だ生きてる 死にたいけど 死にたくはない 生きたいけど 生きたくはない 大丈夫でも 大丈夫じゃない そんな事 君と解りあえたら 抱きしめ 唾棄占め 壊れた日々も 愛しさあまりに 別れた日々も なんつうか 満点はとれなくていいじゃん 少し足りないぐらい が ちょうどいいのさ 笑いながら心では泣いた そんな日々さ 君もそうだろ? 拝啓 最低を背負った僕へ 盲目の真夜中に埋もれないように 曖昧なI'm mineを振りかざすなら 僕は無知なままで構わないから 彩れ 色、どれ? 迷う日々も 見え透いた嘘しか見えない日々も ああしたい。ああ死体になる日まで 僕は馬鹿な夢を見続けよう

about

2013年夏の初投稿から 「Wind-Up Diva」 、 「Hydrangean Diva」 、 「nostalgic diva」 と
Diva三部作を完結させたねじ式が放つ待望の4thアルバムがついに完成!

IAコンピレーションアルバム 「IA THE WORLD~雨~」 に収録、
ボーカルユニット 「絶叫する60度」 の歌唱バージョンも好評な 「才の雨に撃たれて」 をはじめ、
人気歌い手グループ 「浦島坂田船」 のメンバー 「センラ」 への書下ろし楽曲 「ゲッカビジン」 、
nyanyanya氏主宰コンピ 「不確定性パレヱド」 収録の 「ラストダンス」 など未発表曲4曲を含む全14曲の強力盤!!

≪収録曲≫
01. 才の雨に撃たれて Torrent of Tarent
02. ダンシングダイス Dancing Dice
03. 雲流れる Floating Clouds
04. 硝子細工の少女 Glassware GirlK
05. 執着列車 Tenacity Trains
06. 逆襲という名の旋律 Counterattack Melody
07. ハコニワノセカイ Mini-Garden World
08. ラストダンス Last Dance
09. 春の雫 Spring Drop
10. ゲッカビジン Moonlit Beauty
11. 造花の笑顔 Smiling Fake Flower
12. リヒト Rihito
13. 潔白のアジテーション Virtuous Agitation
14. ラストぺインター Last painter

credits

released December 21, 2021

Music&Lyrics/ねじ式

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Nejishiki Aichi Prefecture, Japan

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