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The Wind​-​Up Diva

by ねじ式/nejishiki

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    Purchasable with gift card

      ¥1,200 JPY  or more

     

1.
誰もが皆 孤独は嫌いで 繋ぐ手を離したくないさ だけどいつも幸せの鳥は 飛び立ったその時気づく 出会いはそう突然の光 別れにはゆるやかな痛み 笑顔で首絞めるような言葉 穏やかに心に刺さる 君と眺めた空の色は 色を失い墜ちてく 君と歩いた道はもう 独りきりじゃ広すぎて 会いたい もう一度  笑顔咲く季節戻れ 今ならもう言えるよ 君の横が楽園だった 砂のようなモノクロの部屋で 枯れていく心の花びら 水をいつも与えてくれたのは 君だって今更想う 君のような君探したって 居ないなんて解るけど まばゆい笑顔焼きついた あの場所には戻れない   あぁ痛い もう嫌だ  笑顔裂く 季節過ぎて 今でも まだ思うよ 君の横が楽園だった どれくらい泣いたなら  思い出が消える日が来るの? 君のぬくもりはまだ 僕の胸の中 会いたい もう一度  笑顔咲く季節戻れ 今ならもう言えるよ 君の横が楽園だった 会いたい 会えない 会えても 合えない
2.
愛想笑いの鎧と 妥協の槍で切り開く リアルはどんな味する? レベル上げても答えは出ない 隠し部屋のダンジョン まばゆい宝石 そんな奇跡は待てど来ない 勇者にもなれず ラスボスにもなれず 中途半端な僕です 伝説の剣 欲しがる毎日  お金もヒマだってないけど 同じようにあがいてる 君のまなざしが 背中を押してくれたんだ 臆病でいいじゃん 弱虫でもいいじゃん 僕らきっといつかたどり着くのさ 肝心なのはきっと ありふれた日々楽しむ 好奇心あふれる「ワクワク」なんでしょ? 既読ついたままの LINE とか やり残した宿題とか 山積みの仕事の日々とか ラリホーに撃たれて眠りたいよ 果てしない海とか 涙出るようなサンセット そんなものに恋焦がれてる 全てを投げ出して 旅立つ勇者でもない 大人のような子供さ 「一億円あったら?」「過去に戻れたら?」 くだらない事話してる おなじみの仲間で笑う ありふれた旅の日記 背中を押してくれるから 臆病でいいじゃん 弱虫でもいいじゃん DQN ぶって全滅する旅より 名もない花や 綺麗な空を探して 好奇心あふれる旅を続けよう 臆病でいいじゃん 弱虫でもいいじゃん 僕らきっといつかたどり着くのさ 肝心なのはきっと ありふれた日々楽しむ 好奇心あふれる「ワクワク」なんでしょ?
3.
澱んだ世界を切り裂くナイフだけ 胸に忍ばせ歩いた怠惰な日々 綺麗な手汚す覚悟ないと 夢のまま終わる未来なんだ 闇を駆け抜けろ 迷い子のような瞳の色  怯えた鈍色の世界から 今旅立つよ 絶望発の希望への旅路 虚無感の海で見上げた朧月 「退屈の空に染まるな」と輝いてる 謎に満ち足りた世界を切り裂いて ワガママに彩る旅路へ 歪んだ視界を欺くスキルだけ 学ばされてるみたいで 吐き気がする 目隠しで渡るタイトロープ コンティニューなんてない未来だ 過去に溺れるな 迷い子のように揺れる鼓動 もう一度深く息を吸い込んで 今旅立つよ 絶望はいつも希望の裏側 喜びの傍で見守る死神さ 銀色の鎌が月夜に輝いてる 胸に秘めた想い刈り取られる前に ワガママに彩る旅路へ 絶望発の希望への旅路 虚無感の海で見上げた朧月 「退屈の空に染まるな」と輝いてる 胸に鳴り響く鐘の音がほら 僕を今明日に導くよ ワガママに彩る旅路へ
4.
花の匂い思い出すのは 君と眺めた星のまたたき ミルクティーのぬくもりだけで 何時間も話し続けていた 好きな曲や 好きな本や 好きな映画 好きなお菓子も 「大好き」だけ 全部連れて 大人になれたならいいけど そうもいかないかな?  別れが辛くなるから 見送りはここまででいいよ 思い出溢れたあの樹にも別れ告げた 「サヨナラ」 香りが彩る秋月光る夜 別々の道をいくのさ明日からは きっとまた会えると キンモクセイが優しく揺れてる 花の匂い 思い出すのは 君と交わした言葉の匂い ありきたりな会話全てが 僕の中光るよ 星空のように 落ち込んだ君 どこか求めて 僕だけ君の心の支え なりたいなんて心の中で 思っていた僕はたぶん ズルいやつだろう 隠れ家にしてた空き地に 綺麗なビルが建つってさ 思い出溢れたあの樹にも別れ告げた 「サヨナラ」 香りが彩る霜月光る夜 何度も何度も振り返り手を振る君 まぶたに焼きつけとくよ キンモクセイが優しく揺れてる 帰り道開いた携帯には 君と過ごした日々が溢れていた 無邪気な笑顔見たら 「前を観なくちゃ」って思えたんだ 香りが彩る秋月光る夜 別々の道をいくのさ明日からは きっとまた会えると キンモクセイが優しく揺れてる 涙と笑顔染める秋の夜
5.
おどけた笑顔ふりまくほどに 独り感じるピエロのダンス 華やかな舞台で踊る にぎやかなパレードに涙がにじむ 胸の痛みは誰もが隠し持ってるパズル 欠けた破片を探し求めて 振り絞る微笑を咲かす いつか僕がたどり着く場所に 君が求めた明日があれば 僕が君のカケラになりたい その日まで踊り続けよう どんな場所でも ぬぐえないのは 笑顔の造花 飾る苛立ち いい子ぶった舞台で踊れ 「くだらねえ」聴こえないように 独りつぶやく 胸の風穴誰もが埋めたいって願ってる 空けた相手を憎む代わりに 埋めあえる微笑を探す いつか君が迷い着く場所に 僕が無くした絆があれば それが僕らの重なる明日だろう その日まで踊り続けよう いつか僕がたどり着く場所に 君が求めた明日があれば 僕が君のカケラになりたい その日まで踊り続けよう 声を無くし踊る道化師も 君が流した涙があれば いつかもう一度叫べる日が来る その時は君に伝えよう 「僕が最後の君のカケラさ」
6.
被害妄想ばかり言って ホントはただのかまってちゃんです 「僕はどっか壊れてる」なんて 言い訳してはいつも逃げてた 仲間内なら強気だけど ひとりぼっちじゃキョロ充なんです 強がって吐いた言葉に 自分自身で首を絞めてる 演じて演じられてる なぁなぁの関係 火の粉がふりかかればすぐ シッポ切り離し逃げるだけ もう全部いっそ投げ出しちゃいな 闇と光 吐き出しちゃいな 善も悪もわかちあえる 場所が絶対あるのさ 全部いっそ逃げ出しちゃいな フェイクばかりのごっこゲーム チートかます絆なんて 願い下げと叫んでやるのさ 張りぼてばかり集めたって 中身はいつもカラッポなんです 「いつかビッグになります」なんて しょぼい犬ほどいつも吠えてる がんじがらめの日々重ねて 死んだ魚の目をしてたって ノルマ仕掛けに甘えてたら ダイヤモンドがゆらり遠のく 削り取られた僕を 取り返す本能 雑草と薔薇で埋め尽くせ ありのままの自分 胸張って そう案外きっと混沌の中に 答えなんてあるんじゃないの? 酸いと甘いの真ん中で あがいてる意味あるから 歓喜ばっかあるわけないし 明けない夜もきっとないし 柄じゃないと笑うよりも もつれた足で走り出せ 手遅れになる前に もう全部いっそ投げ出しちゃいな 闇と光 吐き出しちゃいな 喜怒哀楽わかちあえる ヤツがどっかにいるのさ 全部いっそ逃げ出しちゃいな 勝ち抜いてやれぼっち戦争 チートかます絆なんて 願い下げと叫んでやるのさ
7.
「何マジになってんの?」って言う奴に限って 土壇場で逃げて尻尾まいていくのさ 傷だらけでいいじゃん 噛み付いてやるよ 非難中傷で己慰める豚  そんな風に生きたって 心響かない 揚げ足取るような 唄は歌えない 魂のナイフが錆び付く前に 胸響くメロディーを磨き続けよう 転び慣れてるこの足で たどり着くのさ少しずつ いまはまだ小さな光だとしても ため息に消えないように 歌え きらめく言葉で 僕の唄に染まれ世界 喜び悲しみ彩れば 涙が虹を呼ぶ 紡げ 千の物語 彩る言葉君に届け めまぐるしく変わる世界で 飛べない鳥にならないように 「冗談だよw」っていうその言葉で 傷ついてるのがなんでわかんないのさ 小さなマル描いて群れてる絆じゃ 僕の痛みなど解りゃしないだろ? なれあいに生きたって 心踊らない 隣に寄り添うような 唄は歌えない 魂のダイスを転がしていたい 胸騒ぐ明日だけ夢見続けよう  臆病なのは生まれつきさ 一歩も進めず二歩さがる だけどほら そばに君が居るならば 羽ばたける明日は来る   叫べギラつく言葉で 君の扉叩きたいのさ 優しさだけじゃ壊せない壁 君となら壊せる 紡げ 星の数ほどに 明けない夜などないさ 狂おしいほど愛しい世界 飛べない鳥にならないように いつか解き放たれる日が来る オアシス求め歩いてく 旅人のように 歌え きらめく言葉で 僕の歌に染まれ世界 喜び悲しみ彩れば 涙が虹を呼ぶ 紡げ 千の物語 彩る言葉君に届け めまぐるしく変わる世界で 飛べない鳥にならないように
8.
言えないままの言葉 何度も胸痛めてた 鍵の無い扉閉めて 耳ふさいだ世界に 置き去りにした夢が棘となって両手刺した 遠回りした分だけ 傷みは増えてった 一番星またたく夕暮れの空に 銀色の憧れを問いかけてみる いつしか僕ら信じることさえも 猜疑心の海に投げ捨ちゃったんだろうな 情報戦みたいに溢れだす時の中 透明な僕の夢は見えてますか? 尖った言葉並べて 君の胸を痛めてた 価値の無い自分晒す 事ばかり怯えてた 夕焼けのうろこ雲 途切れた夢のようさ 中途半端なプライドが空を彩ってった 夜が終わる狭間の 朝焼けの空に 銀色の憧れを取り返したくて いつまで僕ら夢見れるのだろう 感情論はいつもあてにならないって言うけど 情報量のライトが照らしだすものは何? いっそ僕の姿照らしてくれ 世界はまわる 星達めぐる 嘘とホントの真ん中で 終着駅はだれも知らずに 旅は続くだろう いつしか僕ら信じることさえも 猜疑心の海に投げ捨ちゃったんだろうな 情報戦みたいに溢れだす時の中 透明な僕の夢は見えてますか?
9.
陽だまりの中揺れるメロディー 君の奏でるピアノに乗せて 手探りの声合わせ唄った あの日のような青い空 君の綺麗な指が踊る 紡ぎだす音 心染めてた 二度と戻れない秋の日々 あの曲聴くたび思い出すよ   くだらない冗談ばかり言って ちっぽけな事に心病んだ 早口でいつもいい訳して ホントはちょっと優しくなりたい 君のピアノはそんな僕に 優しく響いた いつだって同じような 白と黒の日々 イイコト ワルイコト 軽やかな君のフレーズみたいに 切り抜けていきたいな 白がちょっと多いといいな 巡り巡るピアノデイズ それだけでうまくいくから 別々の道歩く日々に 色褪せていったあのメロディーが 街中でふと流れだして 思わず涙がこぼれた 凹んじゃう日々もちょっとだけ無いと 喜びだって慣れちゃうもんさ 「強がり?」なんてツッコミは無しで 前だけ向いていけたらいいな 君のピアノはそんな僕を 励ましてくれた どこだって同じような 白と黒の勝負  スミを取られて 泣きそうな時もあるけど 切り返してやるのさ 白がちょっと多いといいな 諦めるには早い 奥の手はきっとあるから いつだって同じような 白と黒の日々 イイコト ワルイコト 軽やかな君のフレーズみたいに 切り抜けていきたいな  白がちょっと多いといいな 巡り巡るピアノデイズ それだけでうまくいくから うまくいくから ほら それぞれが描くピアノデイズ
10.
幼稚園の頃に憧れてた 花屋の前を通る道には もうありふれた日々が 薄く足に刺さる砂利のように 歩くことを止めろと囁くよ でも まだ進めるはずなんだ パン屋さんになりたかったあの子 シュートが上手かったあの子もほら 全ての夢が叶ったわけないけど 今の僕みたいにヌルい日々を どうにか変えようとあがいてる みんなそうなんでしょ? そう何度でも描けばいいよ 無限の画用紙に 君だけの色で描けば ありふれた道だって輝くさ もう一度 色めく世界へ 幼稚園の頃に怖がってたヘビのおもちゃはいつの日かほら もうガラクタに見えて クッキーの箱の中しまってた 宝物はいつ頃捨てたのかさえ もう 覚えてないけど 君とはしゃぎまわって観た夕陽   雲がオレンジ色に流れてた  何でも言いたいことなんて言えた あの日の夕焼けにまた会えたら 今の僕を観てどう思うかな? なんて思うけど そう何度でも奏でていこう 無限の五線譜に 君だけのメロディー踊るよ ありふれた歌だって輝くさ そこにはもう 君が満ちてる 戻れない時間が 涙色に染まる でも泣いただけほら 君の両手の 絵の具達がカラフルになるから そう何度でも描けばいいよ 無限の画用紙に 君だけの色で描けば ありふれた道だって輝くさ あの時の宝箱 今もそう君のなかにある
11.
孤独なんてそう万華鏡 四方八方を照らし出してる 夢喰いの怪物が 真夜中の僕を喰らい尽くす 馴れ合いの言の葉が 四方八方を照らし出す僕 奇跡を待つ前に 走り出さなきゃと気づいたんだ 描き出す未来なら カラフルなほうがいいさ 紡いだ絆の数 星のように降り注ぐから いつか絶対零度のこの世界 極彩色に染める日まで 暗がりの森の中手探りでも進んで行けるから もしも道を見失った夜は 君という名の星探すよ 凍えるような時だって 照らしてる 光感じてる いつでも 届くなんてそう幻想 四方八方に手を伸ばしても 夢喰いの怪物が 真夜中の僕を塞いでいる   思い出す過去だって カラフルなほうがいいさ 刻んだ傷みの数 星になり見守るから いつも絶対なんて言えないけど 極彩色に染める未来 暗がりの森の中手探りでも求めていきたくて 君が道を見失った夜は 僕という名の星探して 光はまだ鈍くて 頼りないけど  君を照らしてる いつでも
12.
闇夜を旅立った鳥 行き先も解らぬまま この両翼に抱いた火薬は 帰り道なんて知らないさ あの夜に戻れるのならば 君のぬくもり抱きしめたい 二人歩いた海を越えたら 螺旋のような悪夢へと飛び込め 赤い薔薇の咲く世界泳げ 喰いちぎられる前に 踊れ 黒い魔物が巣食う未来 こじあけたいのさほら 君と見てた未来信じて 終末さえ見えない 血で血を洗うくろがね 君がいるなら生きてみせると 写真の君に誓うんだ あの夜に君がくれたのは 世界を映す首飾り 二人も一度会えたのならば 螺旋のような永遠に飛び込もう 赤い薔薇の咲く世界越えて 君と穏やかに眠る日々 心からいつも願ってるんだよ 叶えたいのはいつも 君と見てた未来それだけ 撃たれた翼 燃え尽きて 海の藻屑と消えるなら 君が住む世界変える そのためだけ悪夢へと飛び込め 赤い薔薇の咲く世界泳げ 喰いちぎられる前に 踊れ 黒い魔物が巣食う未来 こじあけたいのさほら 君と見てた未来信じて
13.
モノクロの海 水面に映る 表情なんて無いと 笑ったようで ホントは泣いてたんだ 名前なんてないID越しの世界 臆病になって 鍵をかって 生きてたんだ 笑えよ なんだっていいよなんて 心枯らした そんな僕のココロに降り注いだんだ 君という雨にうたれて 僕はもう一度歩くよ 不器用なままでかまわないから 七色の虹を行こう キレイゴトだけじゃなくて 光と闇を歩こう 混ざり合う世界 君がいるなら 七色に塗り替えていきたいから 物憂げな顔 未熟に映る 表面ばっかいつも 飾ってたんだ 中身がなくて泣いた 生意気言って 肝心な時だけ   臆病になって 鍵をかって クールぶって 笑ってた 「誰だっていいの?」なんて 声を枯らした そんな僕のココロに降り注いだんだ 君という光を浴びて 僕はもう一度歩くよ 間違いだらけでかまわないから 七色の未知を行こう 綺麗な星を探しに 夜明けと朝の狭間を 祈るようにほら 僕ら歩くよ 名前さえない世界 繋がるから 君という雨にうたれて 僕はもう一度歩くよ 不器用なままでかまわないから 七色の虹を行こう 君という雨にうたれて 僕はもう一度歩くよ 不器用なままでかまわないから 七色の虹を行こう キレイゴトだけじゃなくて 光と闇を歩こう 混ざり合う世界 君がいるなら 七色に塗り替えていきたいから
14.
寒空彩る 街路樹まとう光達 せわしない街を宝石箱に変える魔法さ 孤独も喜びも全てまばゆく包みこんで 涙と笑顔を天秤にかけることよりも 切り抜けた季節 一緒に笑いあいたいのさ 逃げ出さなかった僕らに花束贈ろう 時はめぐる 僕らの心に光と闇刻んで 自由と不自由を織り交ぜたストーリー 少しづつ紡いでいこう 振り向いたらちぐはぐな足跡 誰でもそんなもんさ 来年もまたここで会いたいな 火曜日の度に描いたこのメロディー 夏空彩る 歌姫達との出会いは やるせない僕に勇気の歌を与えてくれた 孤独も喜びも全てまぶしく歌いあげた 涙と笑顔を切り取り書きつけた想いを キミに届けては 一緒に笑いあいたいのさ アネモネの悲しみ超えて僕はまた歌う 時はいつも残酷に過ぎてく 光と闇刻んで 自由と不自由が織りなすグラデーション 少しでも楽しめたなら 振り向いたら笑顔のキミがいた それだけで十分さ 来年もまたここで会いたいな 火曜日の度に描いたこのメロディー 時はめぐる 僕らの心に光と闇刻んで 自由と不自由を織り交ぜたストーリー 少しづつ紡いでいこう 振り向いたらちぐはぐな足跡 誰でもそんなもんさ 来年もまたここで会いたいな 火曜日の度に描いたこのメロディー
15.
真夜中の月の白さは 夏の終わりを告げるような儚さ 長い影が伸びる帰り道 近くて遠い あの月のように 歩くたび触れる指先に 戸惑いと嬉しさ あふれるから 次のコンビニ見える時までに 「手を繋ごう」そう思えたんだ 君のくせのあるようなしゃべり方や くしゃくしゃに笑う笑顔も 大人になれば消えてしまうの? 狭間で揺れる世界 君の手を握ろう  記憶の砂に まぎれないように 移りゆく季節を 君と二人で ゆっくりと歩いていきたいな 君とイヤフォン分けて聴いた曲 口ずさんだ大好きな歌詞 大人になったら忘れちゃうかな? 狭間で揺れる世界 君の手を握ろう 真夜中の月 優しく微笑む 巡りゆく夜空を 秋も冬も春も二人で観たい 君の手を握ろう  記憶の砂に まぎれないように 移りゆく季節を  君と二人で ゆっくりと歩けますように
16.
待ち合わせの時から気づいてた いつもよりやけに優しい君に そのぎこちない笑顔の裏側に 隠されてた言葉も 彩りはじめた街のイルミネーション 「キレイだね」と話しかけても うわのそらの君の瞳はもう 僕と違う誰か見てた じゃれあった夜や 繋いだ手のぬくもりが 街の街路樹が木の葉を落とすように 僕の両手からこぼれ落ちてく かすれた声のさよならが降り積もる ひとり残して 白く積もる雪景色は 僕の灰になった思い出さ もう未来に歩く足跡が ひとつに重なることは無いこと わかってた 借りたままの本達は返せずに 本棚の隅で泣いている 貸したままのものなんてあげるから 僕の心だけ返して   iPhoneのシャッフル 君と聴いてた曲達を 何度も選んで 涙に染める毎日 見上げた桜や 真夏の白い雲達 秋晴れの空 越えた向こう 君が居ない冬が始まるのさ はしゃぎながら作った雪だるまが 次第にやがて溶けてなくなるように 「いつか消える恋だった」なんて 濡れてるアスファルトにつぶやいてみたら また泣いてた 白く積もる雪景色は 僕の灰になった想いさ もう未来に歩く足跡が ひとつに重なることは無いこと わかってたけれど 今も 雪のように消えない思い出

about

This songs on this album are a special selection of 14 songs from among the 20 uploaded weekly during the first 20 weeks from August of 2013.
Jacket illustrations by Yukke Hayashi.

01 アネモネにさよならを(Farewell to Anemone)
02 勇者になれない僕ら(We’ll Never Be Brave)
03 タイトロープドリーマー(Tightrope Dreamer)
04 君と月とキンモクセイ(You, the Moon and Osmanthus)
05 道化師のパズル(Jester’s Puzzle)
06 大惨事ぼっち戦争(Tragic Lonely Warrior)
07 絶叫ジャッジメント(Screaming Judgment)
08 吐心感情戦(Emotion Express)
09 ピアノデイズ(Piano Days)
10 無限の画用紙(Unlimited Canvas)
11 絶対零度ファンク(Absolute Zero Funk)
12 赤と黒の最終爆撃(Red/Black Final Attack)
13 深海なる新世界(Deep New World)
14 さよなら2013(Sayonara, 2013)

Samples of the included songs can be listened to at Trailer

credits

released April 26, 2014

compose,playing all instrument by Nejishiki

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all rights reserved

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about

Nejishiki Aichi Prefecture, Japan

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